- しわ
- I
しわ【史話】歴史上の出来事に関する話。IIしわ【皺・皴】(1)皮膚・紙・布などの表面が, たるんだり縮んだりして, 細い筋目ができたもの。
「ズボンが~になる」「~だらけの顔」「額に~を寄せる」「紙に~が寄る」
(2)水面にできる波紋。 さざなみ。 さざれなみ。III「なにはの浦にたつなみの波の~にやおぼほれむ/古今(雑体)」
しわ【私和】当事者双方が表沙汰にせず, 話し合いで和解すること。 内済(ナイサイ)。 示談。IV「近隣(キンジヨ)からの歎願もあり当人も~したいといふ事で/緑簑談(南翠)」
しわ【私話】他に聞かれないように話す話。 ひそひそ話。 内緒話。Vしわ【紫波】岩手県中部, 紫波郡の町。 近世, 奥州街道の宿駅で, 北上川水運の要地であった。VIしわ【詞話】(1)中国の詞について, その源流や詞人の得失を評論したもの。 清の王国維の「人間詞話」など。(2)元・明の説唱芸術の一。 明の諸聖鄰の「大唐秦王詞話」など。(3)明代の小説で, 章回の中に詩詞をはさんだもの。 「金瓶梅詞話」など。VIIしわ【詩話】(1)詩や詩人についての話や評論。(2)詩歌に関する理論・批評の一形式。 逸事・逸話・詩論などを記す。 中国, 宋代から明・清にかけて流行。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.